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第88回全国高校野球選手権大会は、ついに西東京代表 早稲田実業高が悲願の初優勝と言う形で幕を閉じた。 特に決勝は前日8月20日の延長15回、1対1引き分け再試合から 今日のフルイニングまで、計24イニングの大熱戦だった。 第1回大会から出場の早稲田実の悲願の初優勝か、73年ぶり 史上2校目となる夏3連覇を目指す駒大苫小牧の大激突。 初回2回と、立ち上がりの駒大を早稲田実が攻め2対0とした 6回表駒大苫小牧の三谷選手の反撃のソロホームラン。 1点差に詰め寄られた早稲田実はその裏、四球で出たランナーを 8番白川選手がレフトフェンス直撃の二塁打で再び2点差に 突き放す。 7回裏、さらに早稲田実はノーアウトから死球で出たランナーを 送りバントで着実に進め、4番キャプテン後藤選手のレフト前ヒット で1点追加、点差を3点差とした。 最終回の駒大苫小牧の攻撃。昨日の試合でホームランも放っている 2番三木選手のヒットから、3番中沢選手のツーランホームランで ノーアウトのまま1点差に詰め寄る。 しかし、必死の反撃もここまで、最後は両校エース同士の対決、 駒大の田中選手が斉藤投手に三振で倒れゲームセットとなった。 とにかく凄かったのが早稲田実の斉藤投手で、際どいコースで 打者を追い込んだ後、低めの打者を誘うスライダーで三振を 奪うピッチング。 今日だけで13奪三振。昨日の試合を含めると29奪三振と言う 熱投で駒大を翻弄した。 対する駒大も強敵斉藤投手から2本のホームランを放ち、最後まで 追いすがったが、僅かに届かなかった。 37年ぶり決勝引き分け再試合。全24イニングを戦い切った 両校ナインに最大の賞賛を送りたい。
by 7masy
| 2006-08-21 16:31
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